今日も今週のファミ通より

また、今週のファミ通よりネタのご提供がw


ファミ通には、以前発売されたゲームを採点するコーナー、
「ユーザーズアイ」
っていうコーナーがあります。


今週はそのコーナーで、GBA版FFⅣを採点してました。


支持された部分では、

  1. 追加要素が充実
  2. 音楽がいい
  3. ストーリーがおもしろい

などなど。
他には、昔を懐かしみながら楽しめる、手軽にプレイが楽しめる。
といった、携帯ゲーム機でのリメイク自体を支持する意見など。


逆に支持されなかった部分は、

  1. 戦闘の操作が悪い
  2. エンカウントが多め
  3. 敵のバリエーションが少ない。

と言った意見。
プログラムの問題とかもありますし、移植にあたり、
SFC版と多少の差が出るのは仕方ないかなと。
他には、オリジナルより難易度が低くなって手応えが無くなった、
フィールド上のキャラが、小さくて見にくいなど。


そんな中、他の意見とは明らかに異色な意見がコチラ。


効果音やBGMがありきたりで、臨場感がない(福井県/13歳)


ぉぉぉおおぉぉぉおぉぉぉ・・・
世界の植松に文句をたれる輩がいたとは・・・。
ある意味スゲエ・・・。


でも、13歳って年齢だと逆に今の派手なゲーム音楽しか
知らないってことになりますかね。
恐らく、彼にとっては昔の3和音でテーテラなってるゲーム音楽って、
信じられないことなんだろうなぁ、と思います。


結局最近のゲームは、ゲームの面白さより、クオリティ重視なのが明らかなわけで。
(DoCFFⅦがいい例w)
まあ、オモロイゲームの企画を作ることは、俺の仕事じゃないんで、
他の人に投げておくw


で、ようは昔を知ってる人間と今しか知らない人間の価値観の差を今回感じたわけです。
俺も一応、若人と言われる年齢ですが(現在21歳。でも実際は既にオッサンw)、
今の高校生くらいの歳の人達の輪の中に入って、対等に渡り合えるかと言ったら、
恐らく無理です。主観が違いすぎます。(コレはまあ個人差もありますが)
今まで、自分が彼らと同じことやってたのに、
気づいたら自分たちより下の世代層が出来ていると気づいたんで、
俺も歳くったなぁと思うわけです(こんなこと論じてる時点でオッサンですがw)


俺が何か、物事を遂行するときに、今までの経験と言うものが役に立ちます。
でも、経験って「武器」にもなるし、「足かせ」にもなると思います。
過去がある分、可能なことと、可能でないことが差別化されて、
一線を越えた考えが出ないこと、
言わば、気づかぬうちに自分で自分の可能性を潰してることもあるのではと。
だから、FC・SFCゲーム音楽がショボイ時代を知ってる俺にとって、
限られた中で、あれだけの音楽を作ってた植松氏は尊敬にあたるわけで。
いま、あの人と同じ道を歩もうとして努力している自分にとって、
その制約の厳しさを知る分、余計にそう感じます。
俺には植松さんを否定する意見は信じられません。
でもだから、過去がなく、新しいことを追求するしかない人たちの意見は、
スゴイ刺激を受けます。彼らは俺にある「足かせ」を持ってないんですから。


あー、こんなことウダウダ語ってるんで、やっぱ俺はオッサンのようですw
でも、やっぱり他人から何かを吸収することは大切だと思いました。


今から、約20年前放送され、そして今年リメイク最終作が公開されるアニメで、
1人の人物が言ったこと、


「新しい時代を作るのは老人ではない」


俺にはやっぱ、この言葉は名言です。